スマート・ファイブ(毎月決算型)

円奏会と同じくらい売れ筋のバランスファンドであるが、販売会社はゆうちょ銀行のみである。郵便局での投信取扱いは3段階あり、最も小さな規模の郵便局では投信取扱いはなし、中くらいの規模の郵便局ではゆうちょ銀行の代理店として投信取扱い、大規模な郵便局にはゆうちょ銀行が入っていて投信を取り扱っている。日本中に投信を扱う郵便局があり、ゆうちょ銀行の貯金残高も日本最大であることから、一社だけの販売でも純資産の増加ランキング上位に入ってくる。

スマートファイブも他の売れているファンドの例に漏れず、毎月決算型=毎月分配のタイプが売れており、残高は2017年7月時点で1,340億円。毎月分配型の他に、1年決算型があるが、残高は140億円程度と毎月分配型の10分の1しかない。

また、スマートファイブはゆうちょ銀行専用のファンドであるが、中身は他の販売会社でも購入可能な「ファイン・ブレンド」と同じようだ。なおファインブレンドも、毎月分配型と、年一回決算型の資産成長型(名前が誤解を生むので親切ではないと思うが)の2つがあり、やはり毎月分配の方が売れている。しかし、「ファイン・ブレンド」の毎月分配と年一決算型の純資産の差は、「スマート・ファイブ」の毎月分配と年一決算型の純資産の差に比べて小さい。それは、ゆうちょ銀行が分配金の頻度や高さを売りにしている傾向が、他の金融機関に比べて強いからではなかろうか。

毎月分配と年一決算型の純資産の差「スマート・ファイブ」の運用の中身は、株や債券、REITに加えて金(貴金属)に分散して投毎月分配と年一決算型の純資産の差資するというもので、金が入っているのが差別化要因になっている。金(貴金属)は、通貨と似た働きをするので、円が安いときに金高が起きやすい。資産の配分比率自体は、リスクを基準にバランスよく決めるルールベースにしたがっているようで、その変化の動きは緩やかである。なので、割安に投資するために、このファンドを買うよりも、インデックスファンドやETFで同じような比率の投資を行った方が信託報酬我節約できていいのではないかと思う。また、金(貴金属)も大きなサイクルがあり、下落するときは半値になったりするので、たまたま最近パフォーマンスが良いからといって今後も良いと錯覚すべきではないし、むしろ買われて値段が上がってしまった後は、割高で今後値下がりする可能性を警戒しないといけない。

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